「芸能人のオーラ」の正体

「がんばって自分を磨いて輝けば、人から注目されるようになる」と、キミはそう思っているのではないでしょうか?

しかし、それは間違いです。現実はその反対—。

「輝くから注目される」のでははくて「注目されるから輝く」のです。

もうちょっと詳しく説明させてください。

いわゆる「芸能人のオーラ」なんて言いますが、最初からオーラのある芸能人というのはいません。最初は大した存在感もありません。「こんな程度の人なら、渋谷あたりにいっぱいいるじゃん」なんて、陰で言われたりします。

しかし、芸能活動をするなかで、テレビや舞台などで、たくさんの人から見られているうちに、だんだんとオーラが強くなってきます。普通の人とはどこか違う、存在感のようなものが漂ってきます。

そこには、あるメカニズムが働いているのです。

人から注目されるということは、注目される側にとって、エネルギーを要することです。見る人たちのエネルギーが、見られれる人に文字どおりのしかかってくるのです。

だから、見られる側の人には、見る側の人たちのエネルギーに耐え得るような、いわば「メンタルマッスル(心の筋肉)」が必要になります。

ちょうど腕相撲のようなもので、もし、見る側の人たちのエネルギーのほうが強ければ、見られる側の人は圧倒される状態になります。人前に出て「威圧」されるということがありますが、あれはこの状態のことです。

逆に、見られる人のエネルギーのほうが強ければ、見る人たちのエネルギーが乗っかってきてもそれに耐えられる。むしろ、それ以上のエネルギーで押し返すことができます。

それが「存在感」や「輝き」となって見る人に映るのです。

見られるといっても、ひとりやふたりなら、どうといくことはないでしょう。

普通の仕事をしている普通の人なら、一時的に数十人程度の人たちに注目されるのがせいぜいでしょう。

しかし、芸能人となると、何十万人、何百万人という人たちに、二十四時間、ずっと注目され続けることになる。

これはずっしりとエネルギーがかかります。相当にシンドイはずです。

でも、自分が求めた仕事、夢の舞台ですから、がんばるわけです。

そのがんばりの結果として、普通の人たち以上に、「メンタルマッスル」が強靭に鍛えられていきます。見られることが仕事であるがゆえに、芸能人の「メンタルマッスル」は日々、必然的に強化されていくのです。

これが「芸能人のオーラ」の正体です。

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