自分の皮下脂肪を測ってみよう

体脂肪量が2割なら肥満ではない

私たちの体の6~7割は水分で占められており、その残りが脂肪、たんぱく質、ミネラル、糖質などで構成されています。

肥満というのはこれらの成分のうち、脂肪の占める割合が異常に増加した状態のことを言います。

ですから、体重が標準地をオーバーしていたとしても、体脂肪量が体重の2割程度なら決して肥満ではないのです。

特に女性は男性と比べると体脂肪量の占める割合が多いため、3割程度以内なら肥満とは言えません。

また、同じ55キロの体重でも、スポーツで体を鍛えているA子さんと、運動を全くしないB子さんとでは、体つきが全く違いますよね。これは、体脂肪量の違いによるもの。

A子さんは体脂肪の占める割合が15~20パーセントくらい、B子さんは25~30パーセントくらい。

運動で体を鍛え脂肪を筋肉に変えているA子さんの方が、B子さんよりもずっとスリムに見えるわけです。

ですから肥満かどうかを判断するときには、体脂肪量が標準より多いかどうかを見分けることが、重要なポイントとなるのです。

 


指でつまんで肥満度を測ってみる

肥満かどうかを自分で測定する簡単な方法として、指で脂肪の厚さを測ってみるやり方があります。

まず上腕の後ろ側と背中の肩甲骨の下の肉を指でつまんで測り、厚さを合計します。

骨下

 

この数字が45ミリ未満の場合は現状維持、45ミリ以上は軽度の肥満、55ミリ以上は中度の肥満、60ミリ以上は高度の肥満と判定します。

 


自分で測ってみましょう

(以下の4か所を親指と人差し指でつまみ、指の間が25ミリ以上あいたときは肥満とする。)

  • 二の腕の中間(背中側の方)をつまみましょう

腕


  • おへその右側から1センチ、はなれたところをつまみましょう。

自分で測定おなか


  • 肩甲骨の下部をつまみましょう

骨下


  • 脇の下から少し下の肋骨の上をつまみましょう

自分で測定-脇した


皮下脂肪の厚さでみる肥満度(二の腕と肩甲骨の下の数値を合計してみます)

皮下脂肪の厚さ 軽度肥満 中度肥満 高度肥満
厚さ(ミリ) 45 55 60
体脂肪(パーセント) 30 35 40