脂肪細胞は増えると絶対に減らない

 

最初の一か月間は効果が出ない

 この本を読んでいる人も思い当たるかもしれませんが、いったん太った人がダイエットをしようとすると、ものすごい困難が伴います。

特に最初の1か月間は、同努力してもなかなか効果が現れないのが実情です。

これはなぜなのでしょうか。

 じつは、一度太ってしまった人は、いっそう脂肪が蓄積されやすいように体がプログラミングされてしまっているのです。

基礎代謝量が少なく抑えられ、なおかつ脂肪の合成を促進し食欲を高めるインシュリンが多く分泌されているため、やせにくいというわけです。

 


 

脂肪細胞は増えると絶対に減らない

 脂肪細胞の増殖は一生のうち3回おこり、いったん増えると絶対に減らない、と言われています。

胎児期、乳児期、思春期がその時期なのですが、特に子供から大人へと移行する思春期に脂肪細胞は増加してしまうと、後々まで大きな影響を及ぼすことになります。

 太ってきたな、と自覚したときにダイエットして脂肪細胞をそれ以上増やさないようにすれば問題はないのですが、かまわずにそのままほおっておくと、脂肪細胞が多いうえにひとつひとつの細胞が肥大化して、取り返しのつかないことになってしまいます。

 ぶくぶくになってにっちもさっちもいかない状態に陥ってから元に戻すのには、大変な努力が必要です。

そうなる前にダイエットして、体のぜい肉を取り去っておくことはとても大切なことなのです。

さあ、さっそく努力してみましょう。

 

 

◇同じ体重でも、脂肪量が違うと見た目も違う

脂肪組織の変化

 

 

 運動をして脂肪を筋肉に変えると、同じ体重でもプロポーションがかなり違ってきます。

体脂肪率の違い