ラップ巻は効果があるか?

汗をかいてもやせたわけではない

ジョギングのスエットの下やエアロビのレオタードの下に、ウエストやふとももを引き締めようと、

食材用のラップを巻いたことはありませんか?

なるほど運動を終えてラップを外してみると、その部分が汗でびっしょり。

何となく、水分が発散して細くなったような気がするものです。

実際に体重計にのってみると、2~3キロ減っていることもありますが、実はこれでは本当にやせたことにはならないのです。

 

心臓に負担がかかることもある

体内の水分が流出して一時的に体重が減ったとしても、体の脂肪やぜい肉が溶け出したわけではありません。

のどが渇いたからと言って水を飲めば、またすぐに体重は元に戻ってしまうのです。

またラップ巻はダイエットに効果がないばかりでなく、体に負担もかかります。

人間の体は運動をすると体温が上昇します。

汗をかくのはその運動で生じた熱を冷まし、体温を一定に保つためなのですが、それをラップで包んでしまうと、汗が蒸発できないためどんどん体温が上昇していき、オーバーヒートしてしまうことになります。

さらに無理して続けていくと、今度は心臓に負担がかかり、悪くすると心臓発作を起こしてしまうことも。

減量用のウエットスーツやサウナスーツなども、ラップ巻と同様の状態になるので注意が必要です。発汗によって体内の水分が失われ、一時的に体重が減ったとしても、脂肪が経て減量に成功したわけではないのです。

 

サウナは水分を排出するだけ

サウナでひと汗かいた後は身も心もさっぱりして、心なしか体がやせたような気がするものです。

でもこのサウナ、ダイエット上の効果はラップ巻とほとんど同じ、汗をかいて水分を排出し、一時的に体重が減ったとしても、水分を補給すればまたすぎもとに戻ってしまいます。

「サウナの後の冷たいジュースやビールは格別」などと言ってゴクゴク飲んでいると、カロリーが高いためかえって逆効果、ということも。

また、サウナは心臓にも多少の負担がかかるので、体調の悪い時や寝不足のときなどは絶対にやめましょう。調子の良い時にほどほどに、が大切です。